クトゥルフ辞典 あ行
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 出典のうち、特に表記のないものはH・P・ラブクラフト著。人名は姓・名の順で表記。


●アーカム(地名)

●『アトランティス大陸と失われたレムリア大陸』(書名) 「クトゥルーの呼び声」

●アレン、ザドック(人名) 「インズマスの影」
 インズマスに住むアルコール中毒の老人。96歳。オーベッド・マーシュらの手によってインズマスにディープワンの血がもたらされた経緯を知る数少ない人間。

●『暗黒儀式』(書名) H・カットナー「ハイドラ」

●『古の鍵』(書名) H・カットナー「ハイドラ」
 2部しか存在しないといわれている。

●イハ=ントレイ(地名) 「インズマスの影」
 インズマスの沖にあるディープワンの都市。1927年にインズマスが連邦政府の手で破壊されたときに、魚雷を撃ち込まれたが、残存した。

●インスマス(地名)
 「インズマス」を参照。

●インズマス(地名) 「インズマスの影」
 マサチューセッツ州のマヌーゼット川の河口の古びた漁港。富豪マーシュ家のために人とディープワンの混血が住んでいた村。1927年7月、連邦警察の手で検挙され壊滅した。現在は廃墟となっている。

●インズマス面【いんずます づら】 「インズマスの影」
 ディープワンと人との混血に特徴的な外見(主に頭部)をいう。加齢とともにこの傾向が強くなるという。
 円形でまばたきしない目。平べったい鼻。細長い楕円形の頭蓋骨。小さい耳。首の皮膚がたるんでエラができる。長くて分厚い唇。灰色がかった青い皮膚。長い腕と逆に短い指。大きな足。歩くときに足を引きずったり、跳びはねたりする。などの特徴をさす。

●「インズマスの影」(作品)
 ラブクラフト著。ディープワンと人間との混血を描いた作品。ラブクラフト作品が人気のない漁港と山村に代表される、といわれるのはこの作品による。

●ウィルコックス、ヘンリー・アンソニー(人名) 「クトゥルーの呼び声」
 クトゥルーの目覚めに感応して奇妙な夢を見、さまざまな美術品を作成した若き彫刻家。夢は2月28日から4月2日にかけて続いた。クトゥルーの眠りとともに奇妙な夢は見なくなった。

●ウェイト家(家名) 「インズマスの影」
 インズマスの名家のひとつ。

●エインジェル、ジョージ・ガムメル(人名) 「クトゥルーの呼び声」
 1926年に死亡。

●エドマント、ポール(人名) H・カットナー「ハイドラ」
 『魂の射出』の記述を実践してケネス・スコットをハイドラの犠牲にしてしまったオカルティスト。相棒のロバート・ルドウィクとともにケネス・スコットを助けに向かうが、ルドウィクが失敗したあとしりごみし、ケネス・スコットを見捨てるが、怒れるケネス・スコットの首に食い殺された。

●エリオット家(家名) 「インズマスの影」
 インズマスの名家のひとつ。



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