メックウォーリアTRPGリプレイ 第2回(1999/11/17) 《キャラクタ紹介》 プレイヤー”フレイ” ●メック戦士 アルル=フォルティシモ=メロディW世  小隊長。乗機はウォーハンマー(70t)。射撃/操縦基本値=5/6。 ○偵察兵 マヨール=レーベンハイト プレイヤー”ガイフリード” ●メック戦士 ロック  乗機はランスロット(60t)。射撃/操縦基本値=4/5。  小隊の副長。 ○整備兵 ランス プレイヤー”音響” ●メック戦士 グレイ  乗機はサンダーボルト(65t)。射撃/操縦基本値=3/5。  パーティ随一の射撃の腕だが、搭乗機体は(他の機体と比較すると)火力の乏しいサンボル。 ○偵察兵 フレイア。 プレイヤー”戦闘員(c)” ●メック戦士 エリス  乗機はローカスト(20t)。射撃/操縦基本値=4/5。  部隊で2番目に射撃の腕が良い(すでに一般兵と同じレベルの腕前を持つ)。しかし乗機は最も軽いメックである20tのローカスト。整備兵のクリスの双子の姉。 ○整備兵 クリス  エリスの双子の妹。 ゲームマスター”戦闘員(b)” 《本編》 GM「時間は前回の作戦から1ヶ月ほどたった頃。連隊長直々に小隊長と副長を呼び出すよ。」 アルル「うむ、何であろう」 GM「『うむ。現在までに我が軍はこの惑星の2/3を制圧したわけだが、歩兵部隊の絶対数の不足などの理由でしばらく作戦行動が行えなかった。そのためいまだ主要大陸北方にリャオ家の勢力が残っている。  最近になってようやく諸問題が解決し、攻勢を再開することになった。現在メック部隊を中心として、戦力を結集中である。そこで君たちの小隊には先行偵察を行ってもらう予定だ。  それと同時に、敵部隊の動向も捉える必要がある。そのため、作戦開始120時間前までに敵地への潜入を果たしてもらいたい。  以上の作戦前の潜入と偵察を行ってもらう。必要なものがあれば用意する。以上だ。』  というわけで、偵察兵、整備兵の潜入方法を考えてね。」 アルル「了解しました」 GM「『ああ、それから...』と退室間際に連隊長がポーズを決めながら、『君たちの小隊の弱点は何だと思うかね?』と聞いてくるよ」 エリス「何で私の方見るのよ?」  アルル70t、ロック60t、グレイ65tに対し、エリスは20tのメックに乗っている。 アルル「戦力のアンバランスじゃな」 GM「『ふむ。自覚しているなら問題はない。今回の作戦はハードだ。生き残り方を考え給え』と言って退室させる」 ロック「潜入方法を考えようか」 GM「これが大陸の地図ね。それからこっちが作戦地域の地図。リャオ家の支配地域とは山脈を挟んでいる。この山脈の真ん中を貫いて星間連盟時代に作られた鉄道が走っている。トンネルだらけだけれど。この鉄道は今も生きていて、南北をつなぐ主要な動脈なんだ。だから戦時中でも動いている。もちろん、敵地から来る人には手荷物チェックとかが入るけどね。一方、船で大陸を回っていくこともできるよ」 ロック「この作戦地域図の廃線ってのは?」 GM「この星に人間が入植した時代に作られた線路だ。こう、山を迂回して走っていた。星間連盟時代に山をくりぬいて線路を作ってからは使われていない。」 フレイア(グレイ)「リャオ家の軍服は手に入るかな?」 クリス(エリス)「闇市とかへ行ってみましょう」 GM「そうだね、<交渉=聞き込み>でロールしてくれるかな」 クリス&フレイア「失敗」 GM「どれくらい失敗したかな? 失敗したら100*10^(目標値を下回った数)のつもりだったんだけど」 クリス(エリス)「1ゾロ」 フレイア(グレイ)「3」 GM「3でも100000Cビルか。それは売っていないというな」 クリス(エリス)「残念」 グレイ「振動爆弾を持っていこう」 アルル「あと、防弾チョッキであろ」 ロック「怪しまれないか?」 アルル「だから、まず、2人が潜入する。そして警備の手薄な道を探して、残った2人は手引きされながら、ジープで装備品を持ってくる。スキマー(2人乗りの小型ホバー車両)でもいいけど、ジープならいざというときに4人まとめて乗れる」 エリス「じゃあ、変装できる人が民間人に化けていく」  結局、クリス(エリス)とランス(ロック)が民間人の振りをして鉄道で潜入。それから残った2人の手引きをする、と言うことに決まりました。 ランス(ロック)「鉄道に乗っていきます」 GM「南(ダビオン家支配地域)から来る客には、降りるときに手荷物チェックと簡単な審査があるけど、人が多いからそれほど厳重にはやっていない。『身分証明証を見せてください。どこからきましたか? ここへ来た理由は? はい、結構です』てな感じで」 クリス(エリス)「では、街へいこう」 GM「街まではモノレールが走っている。これも星間連盟時代の残りだね」 クリス(エリス)「まずはホテルを取る。それから廃線を調べに行く。その上を通ってジープが来れるかもしれないから」 GM「歩いていくの? この地図の縮尺読める?」 アルル「廃線まで街から4キロくらいでしょ。そこから山まで3、4キロ。それくらい歩けるって」 GM「まあ、そうだね」 ランス(ロック)「じゃあ、歩いてく」 GM「しばらく歩くと、廃線にぶつかるよ」 クリス(エリス)「そこから廃線にそって歩く」 GM「するとだ...知性度ロールを行ってくれるかな」 クリス(エリス)「+1成功」 GM「こっちはぴったり成功か。君たちの左前方、山の方に兵士の姿が見える。君たちの方が先に見つけた。相手はまだ気づいていないようだ。」 ランス(ロック)「隠れられる?」 GM「廃線路わきの側溝に入れば姿は見られないよ」 クリス(エリス)「じゃあ、そうする」 GM「兵士は山上に続く道の入り口でジープの番をしているように見えるよ」 グレイ「ジープが登れないような道?」 GM「うん。車輪じゃ登れないだろうね」 アルル「上に何かあるのかな」 GM「目を凝らすと、山上に白い建物が見えるね」 グレイ「見張り台だ。侵攻作戦の時には、歩兵部隊で占拠する必要があるな」 クリス(エリス)「引き返しましょう。こちらの道は危険そう。ああ、レンタカーを借りればよかった」 GM「街に戻る頃は夜かな」 クリス(エリス)「今夜はぐっすりと寝て、また明日」 GM「じゃあ、朝になった」 ランス(ロック)「車を借りてこよう」 クリス(エリス)「今日は(廃線とは山の反対側を迂回する)道を調べに行こう」 GM「了解。駅の近くを通ると、駅の車両庫の横にメックの格納庫があるのが目に入るね。中に何台いるかは分からないけど」 クリス(エリス)「偵察兵がきたら、忍び込んでもらいましょう」 GM「そのまま道の方を目指して進んでいくと、前方で兵士がたくさん動き回っているのが目に入る」 クリス(エリス)「え〜」 ランス(ロック)「どうする?」 クリス(エリス)「遠くから様子を見る」 GM「すると、道の向こう側(ダビオン家支配地側)で騒ぎが起こる。民間の車が停められて、兵士と話し込んでいる。しばらくすると車は引き返していく」 ランス(ロック)「何があったんだろう」 GM「君たちの方にも兵士はやってくるね。『君たち、民間人かね』」 クリス(エリス)「はい、そうです」 GM「『ここは地雷を敷設していて危険だ。通るのなら山のあちら側の廃線のある方をつかいなさい』と教えてくれる」 ランス(ロック)「はい、と言って引き返そう」 マヨール(アルル)「ならば、民間の車両に偽装して、廃線の上を通って行く」 フレイア(グレイ)「夜だと、かえって怪しまれるかな」 ランス(ロック)「今日の日の出ているうちに来たら」 フレイア(グレイ)「そうしよう」 GM「うん。検問もなく街まで着いた」 マヨール(アルル)「あれだけ悩んだのに」 GM「ジープが街に入る頃、夕方になるね」 フレイア(グレイ)「さっそく、酒場などで兵士を捕まえよう」 マヨール(アルル)「変装技能のある人、美人のねーちゃんに化けて」 フレイア(グレイ)「技能が無い。変装技能のある人に変装させてもらおう。...ぴったり成功。兵士のいるような酒場で...変装(美貌)に自身があるので、何もせずにじっと待つ」 GM「じゃあ、魅力度ロールで...+2成功。2人ほど兵士が『一緒に飲まねーか』とか言って寄ってくるよ」 フレイア(グレイ)「おだてて色々聞き出そう。『うちの兵隊さん強いですよね。ダヴィオン家なんて追い払っちゃいますよね』とか」 GM「『おう。おれたちも、大反撃のために駆り出されたのよ。あっという間に追い払ってやるぜ。何せメックが2個中隊も集まっているんだ』」 ランス(ロック)「酔いつぶして、さらに聞き出すんだ」 GM「体力度で勝負しようか...こちらは+3成功」 フレイア(グレイ)「あかん、失敗。酔いつぶれる前に引き上げよう」  PCたちは他の酒場でも同じように聞き込みを行おうとします。 GM「『よう、飲もうぜ』と声をかけてきたのは士官と取り巻きのような人たち。」 マヨール(アルル)「この店で一番高い酒持ってきて。『ささ、いつもがんばってくれているお礼です。飲んでください』(心の中で、けっ!)」 GM「『おお、すまねえな。飲むぜ飲むぜ』『中隊長殿、明日は出撃だというのに、こんなに飲んでは』『どうせ、おれたちゃ囮だ。多少飲んだってかまうものかよ』とかやり取りしてるね」 フレイア(グレイ)「囮?」 GM「『おう。聞いてくれよ。大隊長の奴、部隊を3つに分けて、ひとつは本隊に見せかけた囮、一つは奇襲部隊に見せかけた囮、最後の一つが本物の奇襲部隊って作戦を立てたんだ。てっきりおれたちが本物の奇襲部隊になると思ったら、奇襲部隊に見せかけた囮に配属しやがったんだ。火力小隊の方が腕がいいからというのが理由だとよ。くそう、指揮小隊をなめやがって』とひとりで憤っているよ」 クリス(エリス)「その3部隊がどこを通るか、なんてのは」 フレイア(グレイ)「あまり露骨に聞くと怪しまれるからなあ」 GM「うまい誘導ができたかどうか<交渉=聞き込み>ロールで判定してもいいよ」 フレイア(グレイ)「失敗。1点足りない」 GM「まあ、酒も入っているし、『本隊に見せかけた囮が地雷原に迎撃してきた敵を誘い込んで、奇襲部隊に見せかけた囮が廃線に沿って進んで、本物の奇襲部隊は山越えだそうだ』と聞き出せたあたりで酔いつぶれる寸前だね、この人」 フレイア(グレイ)「酒に下剤入れちゃえ。明日一日寝込んでもらおう。これで作戦が一日二日延びるかもしれない」 GM「つぶれる寸前だから気づかずに飲んじゃうな。そのうち取り巻きにつれられて帰っていく」 ランス(ロック)「こちらの侵攻作戦よりも先に、敵の侵攻作戦があるんだね」 マヨール(アルル)「明日出撃か。これは今夜のうちに行動しないとまずいな」 フレイア(グレイ)「だれか一人残って駅に張って、メック部隊が出撃したら連絡入れて」 クリス(エリス)「了解。残りましょう」 フレイア(グレイ)「それから、地雷原は間接射撃か何かで吹き飛ばしてしまおう」 マヨール(アルル)「逆に廃線の方に地雷原を作ってしまえ」 フレイア(グレイ)「それから、山の上の白い建物も占拠しよう。歩兵を連れていって」 GM「山の上ね。行ってみると昔の天文台のような建物があるだけで、誰もいないよ」 ランス(ロック)「昨日の兵士は、奇襲部隊が通れるかどうか調べに来ていただけか」 GM「そういうこと。他に何かすることはある?」 フレイア(グレイ)「もうないな。あとは出撃を待とう」 GM「じゃあ、朝になった。クリス(エリス)の見張っている格納庫からメックが出撃していくね。足取りがふらふらしているのが一台あるかな(笑)」 ロック「迎撃だ」 GM「迎撃体勢は君たちに任せよう。  本隊に見せかけた囮は3個小隊。フェニックスホーク×2、ローカスト×2、ワスプ×2、スティンガー×2、サンダーボルト、ウォーハンマー、マローダー、バトルマスター、合計12機。  奇襲部隊に見せかけた囮は2個小隊。ヴィンディケーター、シャドウホーク×2、ライフルマン×2、クルセイダー、サンダーボルト、足取りのおかしいマローダー(笑)。合計8機。  本物の奇襲部隊は1個小隊。フェニックスホーク、デルビッシュ、グリフィン、アーチャー、合計4機。  以上、リャオ家は2個中隊(6個小隊)24機。  一方のダビオン家は2個中隊+君たちの小隊。合計7個小隊28機だ。さあ、配分してくれ」  結果、本隊に見せかけた囮に4個小隊16機。奇襲部隊に見せかけた囮に2個小隊8機。そして本物の奇襲部隊にPCの小隊をぶつけることになりました。予備兵力は残しません。最初の2つの戦線は重量で勝っていたり、地雷原を味方にしていたりとダビオン家が有利なのですが。PCの戦線はPC側215t対奇襲部隊225tとPC側が不利です。  どうやら、GMが小隊単位で戦力を示したために、PCは小隊単位で戦線に割り振らなくてはいけないと思い込んだことが原因のようです。どこかの小隊から1機だけメックを持ってくる、という方法をGMが示唆していたならば、この後の戦闘の展開はずっと楽なものになっていたでしょう。 GM「じゃあ、戦闘だ。相手はさっき示したとおり、フェニックスホーク、デルビッシュ、グリフィン、アーチャーだ」  最初の2ラウンドはお互い距離を詰めに走ります。2ラウンド目の射撃フェイズに、 GM「アーチャーはLRM20を2射とも発射。目標はサンボル」 グレイ「目標値10? こんなのが当たったら交通事故だ」 GM「片方当たったよ。右胴に16点」 グレイ「痛たた。お返しのLRM15も当たった。頭に9点だ」 GM「ひええ。装甲がなくなった」  2人ともLRMのダメージを5点ずつ割り振ることを忘れています(笑)。リプレイでは端折っていますが、戦闘前のプレイ時間が4時間近く(!)にもなって、みんな疲れていたので無理もないですが。  3ラウンド目。ウォーハンマーがLRMの猛火を切り裂いてアーチャーに接近します。デルビッシュとアーチャーのLRMコンビがウォーハンマーに攻撃を集中しますが、有効打が出ません。ウォーハンマーのPPCがアーチャーの装甲を削りますが、正面はどの部位も22点以上の装甲のあるアーチャー、身じろぎもしません。その間にローカストが林・森に隠れながらアーチャー、デルビッシュの背後につきます。2機は鼻先のウォーハンマーと、少し離れたサンボルに集中して後ろを向く余裕がありません。アーチャーの背面には中口径レーザーが付いているのですが、毎ターンLRMと腕の中口径レーザーを撃っているため、後ろの中口径レーザーを撃つ排熱容量がないのです。  一方、フェニックスホークとグリフィンはランスロットとサンボル相手に撃ち合います。しかしお互いに命中しません。サンボルは敵方4機の射界に収まっていますが、このあと数ラウンド位置を変えずに耐え抜きます。さすが重装甲機というところでしょうか。  4ラウンド目。このラウンド、フェニックスホークが林に入った以外はほとんど動きがありません。そして、ついにウォーハンマーの胴武器一斉射撃、通称「ブレストファイアー」が火を吹きます。が、ダメージは分散してサンボルと同じだけ装甲のあるアーチャーの装甲を撃ち抜けません。ランスロットのPPCまで飛んできて、PC側全機体でアーチャーを攻撃します。  ところが射撃フェイズが終わっても、装甲が抜けたのは左腕だけという状態。ローカストの攻撃も手足に分散しているため、背面装甲は全くの無傷です。  そして格闘フェイズ。ローカスト、ウォーハンマーがパンチを繰り出します。あわよくばアーチャーの頭部を吹き飛ばそうという作戦です。利用可能経験点を使ってウォーハンマーのパンチが頭部に命中。ついにアーチャーは崩れ落ちました。  5ラウンド目。アーチャーが倒れたとはいえ、他の3機はほぼ無傷です。一方のPC側はかなり削られています。足を止めてアーチャーにブレストファイアーを浴びせていたウォーハンマーはアーチャー横のデルビッシュにかなり削られています。しかもこのラウンドのうちにデルビッシュの左腕と引き換えに、ウォーハンマーの右胴装甲をごっそりともっていかれます。  このラウンドにローカストはグリフィンに突撃を行い24点のダメージを与えました。しかしダメージはみごとに胴中央、左胴、右腕、左腕、左足に分散します。まだまだグリフィンは元気です。  6ラウンド目。先ほど突撃を行ったローカストは脚力を行かして戦線離脱。2レベル高地の向こうに逃げ去りました。  ランスロットはウォーハンマーの援護のためにデルビッシュの方を向き、フェニックスホークに左側面を、グリフィンに背面をさらします。フェニックスホークの攻撃で大口径レーザーを破壊されます。さらにグリフィンのPPCが背面に入りますが、装甲をはがしただけにとどまります。ランスロットの背面装甲はPPCに耐えるほど厚いのです。  ウォーハンマーは後退して林に入りますが、デルビッシュの追撃がふたたび右胴に集中。ウォーハンマーの右胴は完全に破壊されてしまいます。  ランスロット、ウォーハンマーの集中砲火を浴びたデルビッシュは左胴完全破壊のうえに、胴中央致命的命中3ヶ所(ジャイロ、ジャイロ、エンジン)、右足致命的命中(下腿駆動装置)を受けて無力化します。  戦況の不利を悟ったフェニックスホークは戦場離脱。グリフィン、デルビッシュは投降します。 グレイ「ようやく終わったか」 ロック「大口径レーザーが壊れた〜」 アルル「右胴が落ちた〜」 エリス「今回は赤字かな」 《終了》 GM「奇襲作戦の失敗と、主力部隊の壊滅を受けて、この惑星におけるリャオ家対ダビオン家の戦力比は逆転不可能なほどに広げられた。メックだけで見ても、現在ダビオン家が3個大隊を保有するのに対し、リャオ家のメックは1個大隊と1個中隊しかない。戦力比は9:4だ。いくらなんでもこの戦力比を逆転することはできないだろう。  ...というわけで、リャオ家は惑星ターミニから撤退し、惑星占領作戦は終了した。この功労者として傭兵部隊Glory Warriors(栄光の戦士団)は連隊長以下主立った者に、メリッサ=シュタイナーとハンス=ダビオンの結婚式の招待状が届く。さらに連隊に何台かのメックが与えられるんだが...。」 エリス「それは..」 GM「『君たちの部隊に1台を回そう』と連隊長が言ってくれるね。50tの既存メックか45tの自作メックか、好きな方を選んで」 エリス「やったー」 グレイ「赤字分なんか吹き飛んで、10倍くらいおつりが返ってくるなあ」 GM「さて。非公式ながら恒星間連邦ダビオン家とライラ共和国シュタイナー家が合併してFederal of Comonwealthの誕生だ。公式の成立は数年後だけど。それにともなってGlory Warriorsも旧ライラ共和国領に移動する。後の歴史をばらしちゃうと、このままクランの侵入までそこにとどまって、Glory Warriorsの壊滅を迎えるわけだ。  それはさておき、というわけで、次回からはクリタ戦線だ。」