《キャラクター紹介》(50音順) ☆アラヴェルド(ハーフエルフ、男、25歳)  シャーマン1/レンジャー1/シーフ1。  目付きの悪い(本人談)苦労人。 ☆かな(グラスランナー、女、?歳)  シーフ2/レンジャー2。  日光江戸村出身の忍者、だそうだ・・・。 ☆ゲン(ドワーフ、男、60歳)  クラフトマン(石工)5/プリースト(マイリー)1/ファイター1/セージ1。  頑固な酒飲み、だそうだ・・・。 ☆スギ(人間、男、25歳)  バード1/ファイター2/レンジャー1。  歌って戦える旅人。 《UntapPhase》  他の人がキャラクターをつくっている間、SF研度チェックをやっている。チェックボックスがいくつ埋まったかでオタク度を測るのである。 R:げ、Yちゃんと同じ評価だ。でも、あたし7個だもん。  7個から12個は同じ評価になる。 Y:(12個だった)評価が同じなら数は関係ねー。 H:わたしも7個。 Y:何ということだ。・・・評価が同じなら数は関係ねー。 《UpkeepPhase》 Y:サイレントスピリット(精霊魔法)覚え直さないと。・・・(魔法一  覧をみているらしい)・・・ブラウニー? こんなものいつ使うんだ? R:ブラウニー、欲しいねー。 Y:君は欲しいだろうね。 R:あー。めちゃ欲しー。 GM:部屋の掃除? H:はは(笑)。 R:うちさー、築30年なんだって。あと20年。ブラウニ〜〜。 GM:そりゃ、遠い話で(笑)。 《DrawPhse》 アラヴェルド:矢の値段って、いくらだっけ? GM:載ってない? あれ? アラヴェルド:クォーレル買う? クロスボウ用だよね、これ。 GM:ま、いいや。 スギ:金ないー。野宿かな。(所持金40ガメル) GM:そうだね。一泊40ガメルだもんね(笑)。 アラヴェルド:安けりゃ10ガメルで泊まれたはず。 GM:それは自宅がある人の値段だよ。 スギ:あ、生活費が消えた。 アラヴェルド:おれ800ガメルあるから、すごい大金持ち。 GM:初めからパーティ組んでるってことでいいかな? スギ:I氏こないなー。バスないからなー。 アラヴェルド:何ならキャラクター作っておこうか。 スギ:多分ドワーフ。あいつの性格からして(笑)。 かな:間違いなくドワーフ(笑)。 アラヴェルド:プリースト/ファイターにしておこう。でないとつらい(笑)。 《MainPhase》 GM:君たちが町角を職を探して歩いていると・・・。 スギ:(笑) アラヴェルド:職は探さない。冒険は探すけど。 GM:・・・町角で人だかりがしてます。 スギ:野次馬根性で。 かな:面白そうだから見にいく。 GM:町の真ん中で老婆が走り回ったり、奇声をあげたり・・・どうやら占いをしているようです。 アラヴェルド:もの珍しそうに見てよ。 かな:話しかけたいけど(笑)。 アラヴェルド:これ、関わっちゃいけません(笑)。首根っこ掴んどく。 GM:老婆は君たちの姿を見ると、寄ってきて、『おお、冒険者じゃな。・・・水難の相が見えるぞよ。水から離れれば金運に恵まれるだろう』と言って、そのまま奇声をあげて去っていく。 かな:泳げないのは人間じゃないわ。(←意味不明) スギ:とりあえずストーカーにしとこう。(←やっぱり意味不明) アラヴェルド:(キャラクターシートの特徴欄に書き込みながら)「水嫌い」にしとこう。・・・とりあえず冒険者の店にいこう。仕事探さないと。 GM:冒険者の店にくると、衛兵らしい人が、ちょうど壁に依頼書を貼っているところだ。 アラヴェルド:衛兵にきいてみよう。『何の仕事?』 GM:『事件解決のための協力要請だ。詳しいことは依頼書を見てくれ』 アラヴェルド:じゃあ、さっそく「はがして」みてみよう。 GM:『最近町で「へんししゃ」がでています。』 アラヴェルド&スギ:あの婆さんか。 かな:「へんしつしゃ」? GM:はい? かな:「変質者」 GM:(苦笑)あ、いや、変死者。変な死体。 一同:なんだ。 GM:変な死体が出ています。で、まあ、事件の解決の依頼。   『死体は全身ないし体の一部が泥に覆われた状態で発見されております。   また、死体の近くに水たまりができていることが多いです。死体に切り傷がついていることもあります。死の原因究明、あるいは事件解決。死亡原因究明だと、一人当たり200ガメル。死亡原因究明および事件解決で、一人当たり400ガメル。』   で、宿屋のおやじが『もう一つ依頼が来てるけど、やるか?』ときいてくる。 スギ:とりあえずそれもみてみる。 GM:魔術師ギルドから。『焼死体の身元確認。』焼けた死体ね。    『町外れで見つかった焼死体2体。一つは人型。全長140cm。骨格からおそらく人間と判断される。もうひとつは、全身が焼けているが、外形を保っている。まちがいなく人間。この2体の身元確認』 スギ:焼死体の方の報酬は? GM:死体1体につき200ガメル。2体あるから400ガメルだね。 スギ:(4人で割って)一人当たり100ガメルか。・・・水は外そうか。 かな:両方とも気持ち悪そう。 アラヴェルド:気持ち悪いと言っていたら、ゾンビとは戦えんがな。 かな:きっとカッパだよ、水の方。 アラヴェルド:とりあえず、報酬の高い方を優先させよう。どっちにするか決めてくれ。 かな:あのお婆さん気になるよね。ただの変な人のような気もするけど。 アラヴェルド:気にしちゃ、いかーん。 スギ:伏線を張ってるんでしょう。 アラヴェルド:GMの裏を読んで、良い目を見たPCはおらんのだよ(笑)。 スギ:さあ、どうしよ。 かな:うーん。どうせ聞き込みするんならさ、報酬の高い方やろうよ。 スギ:水死か。 アラヴェルド:じゃあ、そうしよう。 GM:決まった所で、どうする? スギ:とりあえず、衛兵詰め所に行ってみよう。 GM:着いた。衛兵は『出来る限りの協力はしますよ。情報とか。』と言う。 かな:この町って、川とか流れてるの? GM:ある程度の大きさの川は流れてる。 かな:泥はない? GM:うん。 スギ:土がないんだな。 かな:土がないの? 舗装とかされてたりする? アラヴェルド:というか石畳。ドイツで見てきたけど。かちかちだよ。これじゃあスネアができない(笑)。 かな:かちかち? そこに泥水? GM:町の裏通りにいきなり死体が転がってて、その周りになぜか水たまり、とか、死体が泥にまみれてるとか。 かな:それは街のうわさにもなっているよね。 GM:うん。 かな:焼死体の方も当然なっているよね。 GM:うん、そうだね。 かな:そのうわさをこの人たち(衛兵)も耳にしてないの? GM:うわさねえ。ものにもよるけど、「夜の町をでっかい悪魔が飛んでいる」とか、「泥のおばけが歩き回っている」とか。 アラヴェルド:あてにならない。 かな:ほー。なるほどね。とりあえず、でっかいんだ。 一同:(苦笑) スギ:殺されてから、運ばれているとか。 GM:『その可能性はありますね』 かな:じゃあさ、町の人で「行方不明になった」って騒いでいる人はいないの? GM:『ああ、泥死体の身元は確認されていますよ。一人目は男性。2週間前に発見されました。博打打ち同然の生活をしていた・・・いわゆるチンピラですね。』   『二人目は今週の頭に行方不明になって、翌々日に見つかった。』   『最後は一昨日。行方不明の老人が翌日、下半身が泥に覆われた状態で見つかった。』 アラヴェルド:被害者は3人いるんだよね。 かな:老人は下半身、あとの人は全身。・・・見つかった場所に特徴は? GM:みんな城壁の外の町のあまり人通りのない所。 かな:ふーん。川はあるけど、泥は流れていない? GM:うん。 かな:近くに水のありそうな所は? 生活の水は井戸水? GM:井戸と川だね。 アラヴェルド:水はあっても土がないから、泥はできないわけだ。 GM:うん。まあ、わざわざ作ろうと思えばできるだろうけど。 かな:泥の土の種類は? 赤土とかさ、黒土とかさ。 GM:セージ+知力でふってみて。 スギ:ひらめじゃ・・・7。 ゲン(アラヴェルド):セージはおれしかもってねー。・・・13。 GM:普通の土にしては何か不自然。泥以外のものが混じっていそうな気がする。 スギ:粘土? GM:ちょっと違う。 アラヴェルド:泥以外ねー。 スギ:死体見せてもらえるかな? GM:『どうぞ。』死体を調べるなら、冒険者レベル+知力で。 アラヴェルド:6ゾロ! GM:OK。最初の死体の死因は刃物に刺されたもの。出血多量。2つ目は窒息。3つ目は刃物。   で、最初の死体は刃物で刺された後、その傷を隠すように獣の爪のようなもので傷をつけている。3つ目も同様。   それと、最初の死体の爪から青色の土がでてくる。 一同:青い土? GM:自然のものとは思えない色。 かな:どういうふうに? GM:爪の間に。 アラヴェルド:引っ掻いたみたいに? GM:そう。 アラヴェルド:センスオーラ[精霊力感知]してみるけど、どうかな? GM:何も感じられない。 アラヴェルド:じゃあ、魔術師ギルドだ。こういう訳の分からんものは、あそこにきいてみるのが一番だ。 かな:あと、泥の中に変なもの混じってるって言ったから、それも。 アラヴェルド:混じっているのは、青い土でしょう。 GM:いや、別のものみたい。 かな:じゃあ、それも調べなきゃ。 GM:魔術師ギルドです。図書館で自分で調べるか、ギルドの賢者にみてもらうか。 アラヴェルド:とりあえず、センスマジックしてもらいたい。 (ここでI氏、入ってくる) GM:青い土からも、泥からも魔力を感じる。 アラヴェルド:どんな魔力かは分からんよなー。 GM:分からないね。 アラヴェルド:とりあえず、徹夜覚悟で探してみるか。文献調査ー。 GM:ほい。セージ+知力。・・・一番高いのは10?    『この町の近くで青い土の土地があった』という記録がポツポツとみつかる。 アラヴェルド:場所は? GM:達成地が低いから、方角だけ。 ゲン:ソーサラーいないのか、このパーティ。 アラヴェルド:その場所に現地調査に行くしかないな。 GM:(ちょっと追加情報を与えた方がいいかな)バード技能を持っているのは? スギ:はい。 GM:バード技能+知力でふってみて。 スギ:(ダイスは5)あー、低い。・・・8。 GM:(あらら)じゃあ、関連する話は知らないようだ。どっかで青い土の丘っていう歌詞を聞いたような気がするだけ。 かな:青い土のか? GM:丘。山でもいいけど。「この町の北東で青い土を産する場所がある」と文献で見つかった。 アラヴェルド:じゃあ、早速そこまでいってみよう。 GM:文献調査には1日かかるから、今は夜だよ。 アラヴェルド:じゃあ、翌日。 GM:(楽しそうに)君たちが夜、宿屋に帰ってくると・・・。 スギ:やっぱり(笑)。 GM:どこかでみたようなお婆さんが(笑)。すみで水晶球占いなんかしてるけど。 アラヴェルド:無視して寝る。 かな:ひそかに(水晶球に)触りたいと思ってる。もう、「これはわたしの役目でしょう」と言って近寄っていく。とりあえず、目の前に座って、じー、と凝視(笑)。 GM:『おや、おまいさん冒険者かい?』 かな:そうだよ、おばさん。昨日も会ったね。昨日じゃなくって、さっきだっけ? GM:『あはは。面白そうだし、占ってやるかのお』 かな:何占ってくれるの? お金とるの?  GM:『いやいや。ただでいいじゃろう』 スギ:うさん臭いな。 かな:ただより怖いものはないね。いいよ、占ってよ。 GM:じゃ、2D6を5回ふって。 かな:・・・10、7、10、7、7。 GM:10と7ばっかりかい。えーと、『勇気ある運命が古の者を黄金の原へ導くだろう』とでました。 かな:黄金の原に・・・。 アラヴェルド:メモしなくてよろしい、そこ(笑)。 かな:それがどういう意味なの? GM:『これを解釈するのが人間の役目だよ』 かな:人間じゃないもーん。 GM:『ほかに占ってほしいひとは?』 かな:おばさんの目的は何? GM:『わたしはただの占い師ですじゃ』 アラヴェルド:あまり関わっても意味がなさそうだな。早いとこ翌日にしてくれ。 ゲン:何を占っているのか分かんないんじゃなあ。  ああ、30分もかけて作った予言作成表なのに。 GM:では、翌日。生命点と精神点を回復・・・だれも消費していないね。 アラヴェルド:じゃあ、さっそく青い土のある丘にでかけよう。 GM:はいはい。方角しか分かりません。「捜索」になるので、レンジャー+知力でふってみてください。 アラヴェルド:4人パーティで3人レンジャー。(ゲン以外はレンジャー) かな:9+2+2・・・。 スギ:・・・13。  自分で足し算しろよ(笑)。なんか高校生活最後のRPGでも同じようなことがあったような。 GM:すぐにみつかったよ。 アラヴェルド:さすが、草原妖精。 GM:斜面の一部が真っ青になっているような。 かな:それは、苔などによって青いのではなく? GM:土そのものが青い。しかも、その周りには木の一本すら生えていない。 アラヴェルド:何かやばいんじゃないの。 かな:絶対、硫酸銅だよ。 GM:そこいらにきれいな菱形の結晶が・・・。 かな:硫酸銅・・・。 GM:冗談は置いといて、その斜面にぽっかりと洞窟が口を開けている。 アラヴェルド:見るからに怪しげだなー。 スギ:まあ、いくしかないっしょ。 かな:周りに動物とかはいる? GM:みあたらない。 かな:ここ、やばいよ。 アラヴェルド:洞窟をうかがってみよう。 GM:暗い。でも、出入りした足跡がある。 かな:どんなかたち? GM:人間のもの。靴だね。 かな:何人くらいか分かる? GM:レンジャー+知力でふってみて。 アラヴェルド:14。 GM:少なくとも3人はいるだろう。 アラヴェルド:というわけで、戦士、よろしく。 ゲン&スギ:はーい。 かな:洞窟入るのに、だれか松明持ってる? アラヴェルド:(手を挙げる) かな:お、偉いね。 アラヴェルド:ファイアボルト使うからね。 ゲン:ほー。 かな:ところでさー・・・あ、人が入っているなら、ガスで死んじゃうってことはないか。 ゲン:うっ。 スギ:そういうことは考えんでよろしい。 かな:え、だって青いんだよ。動物いないんだよ。 アラヴェルド:じゃあ・・・生木と濡れた草を持ってきてね。 GM:あのー、ちょっと待てい。えーと、この洞窟は下降しているけど。 アラヴェルド:なら、風を送れるものがあればいいんだな。まあいい。風で流れ込むのを待とう。火をつける。 ゲン:なんか、いぶしてるというよりも、のろしをあげているような気がするんだけどな(笑)。 かな:やっぱ無理じゃない。だってさ、下に向かってる洞窟ならさ、意味ないよ、これ。 アラヴェルド:じゃあ、埋めちゃおうか(笑)。 ゲン:この火を下に放り込めばいいんだな(笑)。 GM:あのー。 ゲン:その音で深さを確かめる。 GM:垂直に落ちてるんじゃなくて、下り坂なので。 かな:やっぱりのろし上げてもしょうがないよ。 アラヴェルド:次から大きい団扇をもってこよう。 かな:大勢の人が入ってる、ってことは、呼吸できないような洞窟ではないんだよね。 アラヴェルド:じゃあ、どっかに空気穴があると。 かな:さがす。 スギ:それをふさぐ。 アラヴェルド:それくらいなら、入った方がましだあ。 かな:中に入る。 GM:入った所で、道が左右に分かれている。 スギ:人間の心理に反した方向にしよう。左。  どういう根拠だ? かな:とりあえず、においを嗅いでみる。 GM:変なにおいはないよ。 アラヴェルド:センスオーラ。ノームは働いているんだね。 GM:土の精霊力は感じない。 かな:怪しい。 アラヴェルド:これではスネアが使えん。いーけど、別に。松明があればファイアボルトは使える。気にせず左に進む。 GM:しばらくすると広くなった所にでる。 かな:人の手は加わってる? GM:いや、自然洞窟。 アラヴェルド:こういうのはドワーフがくわしいでしょ。 ゲン:うー。 アラヴェルド:そこ、地下の住人(笑)。タバコ吸ってんなあ(笑)。・・・で、広場はどうなってんの? GM:天井は真っ黒。 かな:黒いのー。 アラヴェルド:煤かな。 GM:ところどころ動いている。 アラヴェルド:まっくろくろすけだ! さがれ(笑)! GM:その声に反応して、大音声を上げて飛び立つ。 かな:おー。コウモリさんだー。 アラヴェルド:何もなし? GM:何もない。それとも吸血コウモリにしてほしい? アラヴェルド:とっとと進む。 GM:しばらく先へ進むと地底川が流れている。Underground Riverですね。 アラヴェルド:しまった、ここはDualLandだったのか。 GM:いや、RiverだからPainLandだな。(ここらへん、M:TGネタ) かな:ところで、土は相変わらず青いの? GM:うん。道は川を越えて奥に進むのと、川に沿って曲がっているのと、ふたつに分かれているね。 アラヴェルド:川の深さは測れるかな? スピアを突っ込んでみる。 GM:人間の膝くらい。 アラヴェルド:溺れる人が、1、2、3人。 GM:ドワーフやグラスランナーでも腰下くらい。 スギ:流れ速い? GM:いや。 スギ:殺された人間があれだから。 アラヴェルド:いや、それは分からんぞ。 かな:膝まであれば、溺れるのは可能ですよ。 アラヴェルド:とりあえず、川には入らない。川沿いの道いこ。 GM:ここは一人ずつしか進めない。順番決めて。 アラヴェルド:グラスランナー(かな)、ドワーフ1号(ゲン)、おれ、ドワーフ2号(スギ)。 スギ:わたしは人間じゃ。 GM:しばらく進むと、滝になっています。 ゲン:落ちる? 何かありそうだよ。 GM:道の方は崖になっているね。5mの落下、ないし登攀。 アラヴェルド:引き返そう。 GM:引き返された。 アラヴェルド:どうする? 川越えて進むか、最初の別れ道をいくか。 スギ:川越えるか。 かな:川越えるの? 何かやだ。 アラヴェルド:じゃあ、だれかに担いでもらえ。まず、鎧を脱いで。 GM:あの、川幅は3mくらいですけど。 かな:じゃ、幅跳びだね。 アラヴェルド:しなくてよろしい。濡れたくないのなら別だけれど。 かな:濡れたくなーい。何かやな感じだから入りたくない。幅跳びする。 GM:3mならダイスをふるまでもないよ。ま、1ゾロふったら、つんのめって転んだということにしとこうか。 かな:(ダイスは3) アラヴェルド:おもしろい目を出してくれるなー。ま、問題ないなら渡るよ。 スギ:渡る。 GM:一人残ってるけど。 アラヴェルド:ほらっ。渡れ。 ゲン:あー、ここはどこ? わたしはだれ? アラヴェルド:槍でつつくぞ。ほら、渡れ。 ゲン:最近の若者は。 アラヴェルド:年はそう変わら・・・変わるか。(25歳と60歳)   というわけで、強引に渡らせます。 GM:しばらく進むと、階段になっております。 アラヴェルド:階段? 人の手が入っているぞ。 ゲン:イッヒッヒッヒッヒ(笑)。 かな:(無視して)相変わらず青いの? GM:(無視して)青いです。 スギ:(やっぱり無視して)ガンガン進むしかないっしょ。 GM:前方から光が見えてくる。部屋のようです。 アラヴェルド:こちらも明かりつけてるし、このまま強襲。 GM:部屋の中は(地図を描く)こんなかんじ。 かな:ドアはなかったわけね。 GM:うん。 アラヴェルド:広いね。 GM:人の手の入った、広い部屋。奥に扉が見える。部屋の隅に奇妙な機械やら何やらが積んであって、こっちにはガラス槽が林立してる。 かな:どれくらいの大きさ? GM:人間大。20個から30個。 アラヴェルド:センスオーラ。生命の精霊は? GM:ガラス槽の中から、どことなく奇妙なオーラが感じられる。ガラス槽の中は青い液体で、一部の破損した槽から漏れて、地面にじゅくじゅくと染み込んでいる。 アラヴェルド:やばいんじゃないの。 ゲン:これを叩きこわせばいいんだな。 アラヴェルド:それは違う。こら。そこ、グレートアクス構えない(笑)。 GM:それから、部屋の中には2人の人がいて、奥の扉に向けて、『ボス。さっきのはやっぱり侵入者だったようですぜ』と叫んでおります。 アラヴェルド:侵入者でーす。 スギ:殺しまーす。 アラヴェルド:殺しちゃだめだってばー。 GM:この人たちの外見。一人は盗賊風。一人はスタッフにローブ。奥の扉から出てきたのはチェインメイルにバスタードソード。の3人。 アラヴェルド:ソーサラー呪文なんか、シャーマン呪文の前に敗れるのだ。 GM:リーダー格の男(チェインメイル)が『お前ら、何者だ?』ときいてきます。 ゲン:化け物だ(笑)。 かな:名乗るほどの者じゃございません(笑)。 GM:奥の方を見ながら、『見ちゃいけねえものを見ちまったな。土の中で永遠にだまってな』とか言いながら。 かな:見てもなんだか分かんないのに。 アラヴェルド:「ここに何かある」って言われただけでだめなんだよ。 GM:『では、消えてもらおうか』といって剣を抜く。敏捷度順に解決しようか。あ、だれかD6をふってくれる。 アラヴェルド:4。 GM:(4ラウンドの機械操作でブロブがでてくるのか)さて、セージ+知力でふってもらおうか。・・・7? 一番高いのが? じゃあ、機械が何なのかは分からない。 アラヴェルド:とりあえず、ソーサラーまで射線は通るかな? GM:うん。 アラヴェルド:じゃ、ロングボウ発射。 GM:ソーサラーの回避力は7です。 アラヴェルド:・・・あ、低い。でも当たってる。ダメージは3点。 GM:それは止まってる。鎧着てないけど。 アラヴェルド:とりえず、威嚇した、ということで。 かな:ソーサラーを刺しにいく。てってって、ちくっと刺してみる。・・・当たり。ダメージは2点。 GM:それも止まってる。  アラヴェルド&かな対ソーサラー。スギ対シーフ。ゲン対ファイター。この構図ができあがります。 スギ:盗賊に・・・命中。・・・ダメージ7点。 GM:ソフトレザーじゃ止まんない。痛い痛い。体が1/4削れた。 GM:ファイターの攻撃当たってるわ。ダメージ9点ね。 ゲン:プレートメイルで、ダイス目が10。カキンとはじいてる。 アラヴェルド:筋力21、生命力25の重戦車だからね。回避いらんわ。 ゲン:反撃。命中。・・・ダメージ10。 GM:うう。チェインメイルが紙のよう。痛いよー。  かなとアラヴェルドはソーサラーを攻撃しますが、(鎧も着ていないのに)ダメージを与えることができません。 GM:ソーサラーは目の前の機械をガチャガチャと操作している。 かな:何してるか分かる? GM:(さっき機械の判別に失敗しているし)よく分からない。 アラヴェルド:1ラウンドのうちに、武器捨てて、呪文となえる、ってできたっけ? ゲン:武器捨てるだけ。 GM:ロングボウでしょ。矢を構えないのなら、片手が空くし、捨てなくても精霊魔法は使えるよ。 アラヴェルド:じゃあ、ソーサラーにデストラクション[呆然]。 GM:抵抗力は12。 ゲン:(暗算してる)・・・3レベルか。  そいつは能力値オール14の標準人間の場合だな。こいつは精神力18の高性能ソーサラーなのさ。だから、2レベルでも3レベル並の抵抗力があるのさ。3レベルならブロブなんぞを召喚せずに、ライトニングをとばすぞ。 アラヴェルド:だめだ、8しかない。 かな:そのソーサラーの操作は完成してるの? GM:まだ、でももうすぐ完成しそう。(あと1ラウンド) アラヴェルド:組みつけ。格闘戦だ。 かな:筋力ない。 アラヴェルド:いいよ、邪魔さえできれば。 かな:邪魔・・・ソーサラーの目の前の機械をぶしっと刺してみる。 アラヴェルド:知らないよ。何が起こっても。 ゲン:わしがやろうと思ってたのに。 アラヴェルド:危ねーなー、みんな。 かな:ダメージは4点。 GM:操作盤が火花をあげた。2D6ふってくれる。 かな:9。 GM:じゃあ、なにもおこらない。『わあ、何をする!』とソーサラー。 スギ:じゃあ、もっと叩けば何かおこるんだな。 アラヴェルド:もう1回ソーサラーにデストラクション。・・・6ゾロ! GM:それは、動きが止まったな。 かな:動けなくなったの? アラヴェルド:いや、呆然としているだけ。 かな:上に登ってみよう。 GM:機械の? かな:ソーサラーの。 GM:はいはい、組みつき扱いでいいかな。 かな:ついでに目隠ししよう。上から、こう(笑)。 GM:このラウンドの行動でソーサラーがふりほどこうとするけど。 アラヴェルド:筋力の即決勝負だな。(そりゃ、ガープスだ) GM:シーフ技能+筋力で。 かな:筋力ボーナスないのに(筋力2、ボーナス0)・・・12。 GM:こっちなんかひらめなのに・・・8。だめだ。  かなとアラヴェルドがソーサラーと遊んでいる間に、ファイターは潰れてしまいます。 GM:ファイターの攻撃。・・・命中? それなら、ダメージは9点だよ。え? 1ゾロ?  防御判定での1ゾロは、「一切の減点がない、冒険者レベルでも減点できない」です。 ゲン:はい、ふりました。ま、たかが9点。 GM:うわー。9点を「たかが」と言いおった。 GM:ファイターがゲンに攻撃。 ゲン:当てられた。・・・ちこっとダメージきた。   反撃。・・・当たってる。・・・ダメージ8点。 GM:倒れた。生命点は−1か。生死判定は目標値8か。おお、今回初めてダイスをふる。ソードワールドってGMがダイスふらなくてもいいゲームなんだなあ。 アラヴェルド:死にませんように。 GM:1ゾロか3でないと死なない。・・・3。死んじゃった(呆然)。 アラヴェルド:殺しちゃだめなのに。仕方がない。もう1体はちゃんと生け捕りにするんだよ。 スギ:盗賊に6ゾロ命中。・・・ダメージは8点。 GM:また生命力−1だよ。さて、1ゾロか3で死亡だな。 アラヴェルド:生きろよ。 GM:・・・3。 一同:(苦笑)あーあ。 GM:二人が倒れた時点でソーサラーは降伏する。 アラヴェルド:頭に変なのもついてるしな(笑)。 ゲン:降伏? 聞かないでおこうかな。 アラヴェルド:そこ、グレートアクスしまう。 GM:戦闘が終わったあと、君たちが来た道から例の老婆がやってくる。   『いやー、片付いたようじゃのう。お見事。お見事。お陰で研究所を取り戻せたようじゃの』 スギ:自分ができないからって、まったくー。 GM:『まったく、その通り。わしはこの洞窟でブロブの研究をしておったんじゃが。こいつらに知られてしもうてな。乗っ取られてしまったんじゃ。』 アラヴェルド:ブロブって、何(笑)? ソーサラーいないから知らないんだ。また危険なものを解き放ってしまったような。  ブロブの研究者は、悪役orマッドサイエンティストというのがファンタジーの王道である。 GM:『おまいさん方を導いて事件の解決を図ったんじゃが』シナリオの都合上、大幅にカットしました(笑)。 ゲン:ほえ? GM:『やっぱり、こんなところで研究せずに、町の学院でやるべきだったんじゃのう』 ゲン:こんなの町の学院で認めてくれんの? アラヴェルド:まず無理だと思う。 かな:当たり前だー。ところで、ここ、なんで青いの? GM:『いや、その。培養液が染み出して、ちょっと地面に』(笑) スギ:ちょっとじゃないだろう。 アラヴェルド:これも衛兵に突き出そう(笑)。 スギ:ホールドアップ(笑)。 GM:『ま、ま、ほれ、魔晶石じゃ。売ればちょっとした財産にはなるじゃろう』と。残量は1D6ね。 アラヴェルド:だめだめー。 かな:そうだよ、このひとも突き出そうよ。 スギ:魔晶石だけもらって突き出そうか。 アラヴェルド:それOK。 ゲン:それあかんて。(と言いつつダイスをふる)・・・1(笑)。  残り精神点1。販売価格1*1*100=100ガメル。売る場合は半額で50ガメルです(笑)。 アラヴェルド:まとめて突き出し。 GM:突き出された(笑)。 アラヴェルド:ついでに、あとかともなくこいつら(ブロブの槽)片付けとこうね。おれ、一応エルフ出身だし。 《DiscardPhase》 GM:合計報酬は1人あたり500ガメルになるね。   経験点は最大の障害が2レベルなので、2*500=1000点です。 《CleanupPhase》 アラヴェルド:1時間でよく終わったな。  始めるのが遅かったので、プレイ時間がほぼ1時間しかなかったのである。 今回の教訓「公民館等を借りてRPGをするときは、時間に余裕を持って借りましょう」